カフェインを取りすぎると頭痛になる?
あと少し頑張らなきゃというときや、休憩のひと時に、栄養ドリンクやコーヒーに手を伸ばしカフェインを取ることがあると思います。
ふとしたことで、カフェインを取り落ち着いたり、眠気を覚ましたりと、カフェインを取る機会が多いと思います。そして、いろんな飲み物にカフェインが含まれています。
そんなカフェインですが、カフェインを取ることで、良いことや悪いことがあるようです。
カフェイン中毒?
カフェイン中毒という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
カフェインを取りすぎることにより中毒が起きてしまいます。
2015年にカフェインの取りすぎで、カフェイン中毒になり、20代の男性が亡くなっています。カフェインを取りすぎると死に至ることがあるのです。
そして、なんと2011年からの5年間で、101人の人たちが、カフェイン中毒により救急搬送されているということです。
今でも、少しずつではありますが、カフェインの取りすぎでカフェイン中毒になっている人が増えているようです。
カフェインの効果
カフェインには、よく眠気を覚ます効果があるといわれていますが、そのほかにもカフェインを取ることで様々な効果が得られるそうです。
1つは、記憶力の向上です。
ホプキンス大学の研究により、明らかになったことですが、カフェイン摂取後の24時間は記憶力が向上するそうです。
カフェインの摂取量としては、コーヒーでとる場合には、エスプレッソ2杯、もしくは、
レギュラーコーヒー1杯の量のカフェインを取ることにより、記憶力が上昇するようです。
しかし、カフェイン摂取での一夜漬けは、記憶力の向上といっても、身につくことがないので、しっかりと身につく学習方法で勉強をしていってください。
2つ目は運動の持続力の向上です。
運動を行う1時間前に、約180mgのカフェインを摂取すると、カフェインを取っていない人と比べて、長時間運動を続けられたという人が多かったとのことです。
そして、カフェインには、脂肪の燃焼や脂肪を分解することを助ける働きがあり、カフェインを取った後に運動をすることにより、脂肪燃焼効果が高まります。
カフェインを取ることは健康維持にもつながりますね。
3つ目は疲労を回復させる作用があります。
カフェインを取ると、大脳の精神機能を高め、知能活動や、感覚を敏感にしたり、疲労感を和らげたりする作用があります。
カフェインを取ることによってこれらの効果が得られるのは30分後からで、作用する時間は8時間から14時間続くといわれています。
カフェインを取ると頭痛が治る?
頭痛がする方が、カフェインを取り頭痛が治るという方もいるのではないでしょうか?頭痛薬の中にも、カフェインが含まれていて、カフェインを薬で取ることにより、頭痛を治すものもあります。しかし、頭痛の種類によってはカフェインを取ることがダメなことがあります。
片頭痛では、血管の拡張と収縮を繰り返しにより痛みが生じています。そのためカフェインを取ることで、血管を収縮させても、ストレスにより血管が拡張し、ひどくなってしまうこともあります。
なので、片頭痛の時にカフェインを取ることはやめておいたほうがいいでしょう。
しかし、緊張性頭痛という頭痛では、カフェインが効くということなので、カフェインを取ることをお勧めします。
頭痛を見極めるのが、難しいと思いますが、見極められる方は、見極めてカフェインを取るといいですね。
カフェインを取りすぎると
カフェインを取りすぎると、カフェイン中毒のほかに、カフェイン離脱頭痛という、頭痛が起きることがあります。カフェインを毎日取り続けたことにより、一定的にカフェインを取っていたことに体が慣れてしまい、カフェインを取る量が少なくなってしまったときに、血管が拡張してしまい頭痛が引き起こされてしまうという症状です。
無意識のうちに、カフェイン依存症になってしまうので、カフェインの取りすぎには注意が必要です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
カフェインを取ることで良いことが、たくさんあるようです。
しかし、カフェインを取りすぎてしまうと、カフェイン中毒や、カフェイン依存症による、カフェイン離脱頭痛などを引き起こしてしまいます。
脂肪が燃焼しやすいと聞き、カフェインを取るためにコーヒーやエナジードリンクを飲みカフェインを取りすぎると、痛い目に合う恐れがあります。
なので、カフェインの取りすぎには注意が必要です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント
コメントを投稿